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2008年5月

東京交響楽団 大友直人プロデュース 威風堂々第1番から第5番までを連続演奏

 東京交響楽団の東京芸術劇場シリーズ、第96回から第99回は、大友直人プロデュースのプログラムである。大友直人は、オーケストラと指揮者の関係が、昨今希薄であると感じているという。そこで、一人の指揮者とオーケストラによるシリーズを考えたという。オーケストラの幅広いレパートリーを取り入れつつ、大友自身の好みも反映するという。そこには、自身の感性を信じて、選曲していくという、職業ではない、音楽人としての、大友の意思が強く反映されたプログラムである。

 今回のプログラムの中で注目は、エルガーの「行進曲 威風堂々」が第1番から第5番まで演奏されることである。威風堂々は、なじみのある曲だが、これは正確には、「行進曲 威風堂々 第1番」である。エルガーは「行進曲 威風堂々」を第6番まで作曲している。第6番は未完成で、ペインという作曲家が補筆し、完成させている。

今回のプログラムでは、エルガーの隠れた魅力とともに、大友直人の音楽家としての感性を聴かせてくれるであろう。

※CDで聴いてみる。

エルガー/Pomp & Circumstance  Marches: Judd / New Zealand So エルガー/Pomp & Circumstance Marches: Judd / New Zealand So
販売元:HMVジャパン
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下記は、交響曲第3番、威風堂々第6番のカップリングCD。両方とも、ペイン補筆完成版である。

エルガー/Sym.3: 尾高忠明 / 札幌so エルガー/Sym.3: 尾高忠明 / 札幌so
販売元:HMVジャパン
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※ナクソス・ミュージックライブラリで聴いてみる。登録不要で、試聴可能。

エルガー「行進曲 威風堂々第1番~第5番」(NAXOS ミュージックライブラリ)

エルガー(ペイン補筆完成版)「行進曲 威風堂々第6番」尾高忠明 指揮 札幌交響楽団(NAXOSミュージックライブラリ)

※コンサート情報

東京芸術劇場シリーズ 大友直人プロデュース

2008年5/31(土) 6:00p.m.
東京芸術劇場シリーズ 第96回
指揮:大友直人
ヴァイオリン:ウート・ウーギ
エルガー:行進曲「威風堂々」第5番 ハ長調
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品77
J.マクミラン:イゾベル・ゴーディーの告白

2008年7/12(土) 6:00p.m.
東京芸術劇場シリーズ 第97回
指揮:大友直人
ピアノ:フセイン・セルメット
エルガー:行進曲「威風堂々」第4番 ト長調
モーツァルト:ピアノ協奏曲 第25番 ハ長調 K.503
コープランド:バレエ組曲「アパラチアの春」
ガーシュウィン:パリのアメリカ人

2008年11/8(土) 6:00p.m.
東京芸術劇場シリーズ 第98回
指揮=大友直人
フルート:アンドレア・グリミネッリ
パグパイプ:十亀正司
エルガー:行進曲「威風堂々」第3番 ハ短調
P.マクスウェル・デイヴィス:オークニー諸島の婚礼と日の出
モーツァルト:フルート協奏曲 第2番 ニ長調 K.314
三枝成彰:フルート協奏曲
黛敏郎:饗宴

2009年2/28(土) 6:00p.m.
東京芸術劇場シリーズ 第99回
指揮:大友直人
チェロ:ピーター・ウィスペルウェイ
エルガー:チェロ協奏曲 ホ短調 作品85
エルガー:行進曲「威風堂々」第2番 イ短調
エルガー:行進曲「威風堂々」第1番 ニ長調 他

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VVR1043552 アンダーワールド・アンド・ガブリエル・ヤレド:「ブレイキング・アンド・エンタリング」オリジナル・サウンドトラック

VVR1043552 アンダーワールド・アンド・ガブリエル・ヤレド:「ブレイキング・アンド・エンタリング」オリジナル・サウンドトラック

UNDERWORLD AND GABRIEL YARED: Breaking and Entering - Music from the Film

 映画「こわれゆく世界の中で」(原題 Breaking and Entering) のサウンドトラックである。監督は「イングリッシュ・ペイシェント」のアンソニー・ミンゲラ、出演はジュード・ロウ(「スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー」、「オール・ザ・キングスメン」)、ジュリエット・ビノシュ(「イングリッシュ・ペイシェント」)、音楽はアンダーワールドとガブリエル・ヤレド(「イングリッシュ・ペイシェント」でアカデミー音楽賞を受賞)。
 アンダーワールドは、映画「トレイン・スポッティング」の挿入曲「Born Slippy」でブレークし、以来、世界的な人気を博している二人組エレクトリック・ミュージック・ユニットである。クラブなどダンス・フロアだけでなく、テレビでもその音楽に接している人は多いであろう。
 このCDであるが、映画自体が、「本当の愛を求めるために、虚構の愛を破壊せねばならない。」というテーマであるがため、音楽は、全体的に透明感で統一されている。アンビエントに近い。アンダーワールドの、内省的な一面部分を聴くことができる。この音楽をきっかけに、ヤレドと意気投合し、3人で「ヤレドワールド」として音楽を発表する、とアンダーワールド自身が、いくつかのインタビューで語っている。アンダーワールドの現在の活動にも大きな影響を与えた1枚である。
 ナクソス・ミュージック・ライブラリーには、このようなメジャー・アーティストの曲も埋まっているので、あなどれない。もちろん、お試しで、15分以内1曲30秒は聞けるので、ぜひ、聴いてみてほしい。

こわれゆく世界の中で/Breaking And Entering こわれゆく世界の中で/Breaking And Entering
販売元:HMVジャパン
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こわれゆく世界の中で DVD こわれゆく世界の中で

販売元:ウォルトディズニースタジオホームエンターテイメント
発売日:2007/09/19
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